特徴

■トータルケア

大学卒業後、日本歯科研究研修協会にて口腔内のトータルケアについて学びました。補綴（ほてつ）治療を得意とし、「ちゃんと噛める口腔内にすること」を重要視しています。歯の主要な機能は物をきちんと噛むことで、そのためにはどの歯にもバランスよく噛む力が加わることが大切です。適切な歯並びと噛み合わせは、そうした力のバランスを支える歯科治療の基本といえるものです。ブリッジやインプラント治療といった技法を気にされる患者さんは多いのですが、本来は欠損した歯を補いながら全体のバランスを整えることが必要なのです。このため当院では、噛み合わせの治療を別途行うというより、すべての治療で適切な噛み合わせをめざして行うよう心がけています。そして単に痛みのある部分だけを治療するのではなく、必要なら口腔内全体のバランスもチェックし、噛み合わせが整うような治療をご提案しています。

■院内技工士

医院に技工所を併設し技工士さんがいる医院ですのでメリットは多いです。詰め物・かぶせ物、入れ歯といった技工物の精度を追求できることで、これは適切な噛み合わせの実現には欠かせません。当院内の技工所にいる歯科技工士は専門的な技術を持ち、私が患者さんから伺った要望を上手に反映して製作してくれています。さらに必要なときは患者さんと直接話してもらい、形などのご要望を詳しくヒアリングし、ほかの歯の色味を見て技工物の仕上がりの参考にすることも行っています。加えて「この患者さんは急がれているので優先的に」など、技工物が完成するまでの時間にある程度融通が利くことも大きなメリットと考えています。